2011年1月15日土曜日

iPhone 3GS 水没から復活までの5日間

つい最近、iPhone 3GSが水没し、完全に壊れたかと思いきや奇跡の復活を遂げた過程をメモっておく(奇跡というほどでもなく、結構復活している方がいる様子)
水没させちゃった!という方は参考程度に。
※以下の行程を真似してさらに故障が進んでも一切責任はとれませんので、あしからず。


1日目(iPhone水没当日)

iPhone、風呂場で水没
そもそも風呂場で使うなよって話だけど、それは置いておいて・・・
真水ならよりマシだったのかもしれないが、浴槽に落ちたので、若干汚い水だったと思われる。
水没後、たぶん5秒以内に拾い上げた。
その直後数秒間は画面が正常についていた。
数秒後、電源が落ち、通話用スピーカー左(iPhone正面左上の近接センサー付近)に謎の赤LEDが常時点灯に。
その日は起動できず。
(基本的に水没時は電源を入れようとしないほうがよいです。今回は焦って何度か試してしまいました・・・)

SIMカードを外し、水を拭き取る。
綿棒を使ってDockコネクタやイヤホンジャックの水を拭き取る。
その後お菓子についていた大きめの生石灰の袋と共にジップロックに投入。
シリカゲルなんかも購入できるらしいので、それを使ったらいいかも。猫のトイレ用吸収剤を使った方もいるらしい。
一番身近にあるものを使うべし!


水没した際の水が汚い場合は、ショートしてしまう可能性もあるので、無水アルコールか純水(精製水)で洗うのもいいみたい



2日目

ストーブの前でも乾かしてみる。
カメラ部分と液晶とガラスの間に水滴や曇が見える状態。
これがなくなるまでひたすら乾かした。

見た目の水分が飛んだところで電源を入れてみると、リンゴマークが!!
ただし、その画面のまま起動せず。
ホームボタンとロックボタンは機能しているらしく、強制終了は可能なので何度か挑戦するも、同じ状態。
また、バックライトは点灯せず


3日目&4日目

乾燥した場所orストーブの前でひたすら乾燥。
電源を入れても2日目と同じ症状。


5日目

あまりに変化がないので、思い切って分解。
(バッテリー交換時に分解経験があったので、その時と同じように。バッテリーじ自力交換をされている方のブログなどを参考に。)
分解後、iPhone背面(バッテリーが付いている部分)、メインボード(基盤部分)、ディスプレイ部分を分けてストーブで乾燥作業。

1時間程乾燥させて組み立て→電源ONでリンゴマークから進み、警告画面がついた!!(SIMがささってないよ!の警告)
バックライトが付いていないのと、タッチパネルのセンサーが無反応だったので、とりあえずiTunesを使って復元。
するとバックライトが点灯!!
タッチパネルのセンサーは組み立て時にうまく接続出来ていない端子があったせいのようで、再組み立てで復活!

SIMカードを挿してなかったので差して、再度バックアップから復元して完全復活しました!!
いまのところなーんにも問題なく使えてます。
(確認したのは電話の発信、3Gデータ通信、WiFi通信、スピーカーの使用など)


もう風呂場で使わないように気をつけます・・・(-_-;)

※追記
その後、暗いところで液晶のバックライトがチカチカと点滅していることが確認されました。(気になるほどではなく、よく見ると。)
しかし、これも水没から2週間たって解消され、現在も水没前と機能的には不便なく使えています。